防災×帽祭公式モデル&ダンサーひなの

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“ゾンビディスコダンスで自分の殻を破る”
― 初めてのショーで見つけた、新しいわたし ―

虹色にゆらぐつばが特徴の特製ハットをまとい、ひなのさんが防災×帽祭のランウェイに登場した。「自分で決めた帽子だから、歩いていてすごく嬉しかった」と語るように、その姿は自信と喜びに満ちていた。表現する事は苦手だと思っていたひなのさんはこのショーで大きく“殻を破る”瞬間を迎える。
黒を基調とした大人っぽい帽子にひそむ虹色の曲線は、彼女自身の変化を象徴するかのように輝いていた。

――虹色の帽子がとても素敵でした。帽子のデザインは、ひなのさんとデザイナーさんで考えたのですか?
最初は大人っぽい帽子が良くて、黒くてつばが大きいものがいいと伝えて作ってもらいました。虹色になったのは、作ってくださった方がSNSで私の洋服にいろんな色が入っているのを見て、虹色が合うかなということで決まりました。

――帽子のデザインで特に気に入っているところはどこですか?
虹色の部分が曲がっているところです。黒い帽子に虹色が見えていて、すごく気に入っています。

――帽子を被ってランウェイを歩いたときはどんな気分でしたか?
お客さんが見てくれているし、自分でこういうのがいいって決めた帽子だったので、すごく嬉しかったです。

――ウォーキングする時に気をつけていることはありますか?
緩んでいるときに猫背になりがちなので、姿勢を良くするように気をつけています。

――今回、ゾンビディスコのダンスにも挑戦されていましたが、難しかったですか?
最初は難しかったけど、踊っているうちにだんだん楽しくなってきて、いっぱい踊れました。

――子どもから大人までゾンビディスコのダンスは踊れそうですか?
簡単なところと難しいところがあります。即興で作るオリジナルの部分は難しかったですが、自分で考えた部分は、たくさんの人にやってもらいたいと思います。

――防災×帽祭のイメージはどのようなものでしたか?
最初はどういう意味か分かりませんでした。でもショーに関わるうちに、帽子が地震の時にすごく大事な物だと気づき、防災にも帽子の要素が関わってくるんだと思いました。

――帽子×帽祭を通して伝えたいことはありますか?
防災って怖いイメージが強いと思うんですけど、色々考えることで少し楽しい考えも出てくるんじゃないかなと思うので、そこを伝えたいです。

――今回ショーに出て変わったことはありますか?
変わった事は、今までモデルってあまりやったことがなかったと言うか、気持ちが少なかった所があったのですけど、ショーに出て、今はモデルの方が楽しいなと思いました。

――ショーに出る前と後で、殻が破けたように見えましたが、心境の変化はありましたか?
ゾンビディスコのダンスを踊って、凄く楽しくて、殻を破れたのを実感しました。

――ショーに出演してみた感想を教えてください。
打ち合わせがあまりなかったので不安もありましたが、出てみたらめちゃくちゃ楽しくて、心が気持ちよかったです。一緒に出たモデルさんたちともほとんど初めて会ったのですが、優しくしてくれて、とても楽しかったです。

――次回、防災×帽祭に出演してみたいモデルの方たちに一言お願いします。
初めて出るショーでも絶対楽しめるので、ぜひ色んな方に出てみてほしいです。

取材の感想

防災と帽子に込められた思い、そして何よりひなのさんの晴れやかな笑顔を見ていると、こちらまで前向きな気持ちになりました。ランウェイで輝く姿はもちろん、ダンスを通して「殻を破れた」と語る表情には、これからの可能性を広げていく瑞々しい力が宿っています。このショーがひなのさんにとって“新しい自分を見つけるきっかけ”になったことが、取材を通して何より嬉しく、心に残りました。

レボリストLabは、仲間が知恵やアイデア、スキルを持ち寄り、楽しみながら防災を学べる場をつくる「持ち寄りの文化」の進化形です。楽しく過ごす工夫や助け合う力を実践しながら、防災を自然に身につけることを目指しています。そしてこれは一日限りの取り組みではありません。世界防災フォーラム2025でも検証・実践し、未来へ発信し続ける永続的な挑戦です。何もないところからゼロで立ち上げたからこそ、「どうすれば実現できるか」を仲間と共に考え、一つひとつ形にしていく。そこに参加するすべての人が“ラボメンバー”であり、一人ひとりの行動とアイデアが未来の防災を変えていきます。

ひなのさんのように、まだ見たことのない新しい自分を見つけて輝く姿が増えていくこと
それこそが、レボリストLabが目指す「人の想いと未来をつくる防災」のかたちです。

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