ビジネスの外側で、世界はひらく。

売り上げや成果を前面に出さないからこそ、
これまで届かなかった世界とつながれることがある。
ビジネス一筋で歩んできた「ぎんさん」が、
レボリストの活動を通して出会ったのは、
報酬の形も、価値の測り方も、少し違う世界だった。
直接的な対価ではなく、
人とのつながりや、新しい視点、次につながる可能性。
その中で見えてきた「レボリストらしさ」とは何なのか。
静かな実感を、言葉にしてもらった。
Q:レボリストの活動に関わって、変わったことはありますか?
正直に言うと、
レボリストとの関わりというより、
「ビジネスの見せ方」への考え方が変わりました。
売り上げやビジネスを前に出しすぎると、
本来つながれるはずの世界に、逆に届かなくなることがある。
でも、社会への貢献や活動の姿勢があるからこそ、
結果的に、今まで届かなかった世界に届くこともあるんじゃないかなと。
たとえば、はやとさんがコナンとつながっているのも、
もしビジネス色が強すぎたら、
きっと実現していなかったと思います。
Q:これまでとは違う価値観に触れた感覚もありますか?
ありますね。
僕はこれまで、ボランティアやNPOにほとんど関わったことがなくて、
完全にビジネス畑で生きてきました。
そういう意味では、
レボリストの活動は、自分にとって新しい価値観を
「もらった」という感覚が強いです。
Q:レボリスト活動の魅力は、どこにあると思いますか?
一番しっくりくる言葉は、
「直接報酬ではなく、間接報酬がある」ということかもしれません。
たとえばモデルさんであれば、
お給料をもらう代わりに、ショーに出ることで認知される。
それは直接的なお金ではないけれど、
確かに価値として返ってきている。
支援する側も、
感謝の言葉や、誰かの役に立てた実感で満たされるなら、
それも一つの間接的な報酬ですよね。
Q:それはボランティアに近い感覚でしょうか?
そうですね。
間接的な報酬があるという意味では、
ボランティアとも言えるのかもしれません。
ただ、ビジネスを前に出しすぎると
絶対に辿り着けない世界の、
その二歩、三歩先まで行ける感覚がある。
そこが、レボリストの面白さだと思います。
Q:プロジェクトの規模や雰囲気についてはどう感じていますか?
大きくて、楽しいですね。
もちろん、表裏一体なところもあって、
責任もあるし、良いことばかりではない。
でも、その分刺激がある。
ボランティアというより、
何かを一緒につくっている「クリエイティブな活動」
という感覚の方が近いかもしれません。
Q:レボリストのメンバーと関わって、大変だと感じることはありますか?
今のところ、特に「大変だな」と思うことはないですね。
それよりも、自分が今までやってこなかったことを
やってみる機会をもらっている、という感覚です。
Q:レボリスト活動で、初めて経験したことはありますか?
モデルさんたちと関わる仕事は、完全に初めてでした。
Q:ご自身がショーに出ることはありますか?
ないですね。
僕は完全に裏方です。
Q:支える側の方が合っていると感じますか?
支える側がいいですね。
ポジションにはあまりこだわりはなくて、
表に立つプレイヤー以外なら、だいたいできると思います。
取材を終えて(感想)
ぎんさんの言葉には、
「無理に美化しない誠実さ」がありました。
レボリストの活動を、
理想論として語るのではなく、
ビジネスの現場に立ってきた人だからこそ見える距離感で、
一つひとつ丁寧に捉えているのが印象的でした。
直接的な報酬では測れない価値。
すぐに成果として見えない関係性。
それでも確かに、心や視点が動いている実感。
裏方という立ち位置を選びながらも、
場全体を静かに支え、広げていく存在。
レボリストという活動の奥行きを、
ぎんさんの言葉がそっと照らしてくれた取材でした。
